市政の動き−議会報告

【21.06.30】コロナ ワクチン 7月9日に接種券を一斉に送付 満12歳から64歳の接種対象者へ

インターネット予約の支援窓口3か所を開設 6月28日からコールセンター電話12回線に

   知立市議会は6月22日、各会派代表による災害対策会議を開催。市より新型コロナワクチン接種進捗状況と今後の予定について説明を受けました。7月18日までのワクチン入荷量を示しました。国は勤務先等での職域接種を進めるなど、地域の医療機関以外での接種も進めています。知立市は7月9日以降、満12歳から64歳までの人に接種券を一斉に送付します。また、7月1日より中央公民館などに予約支援窓口を開設します。日本共産党市議団は同報無線の活用など市民への丁寧で迅速な情報提供を求めました。

高齢者85%の接種完了は8月第1週目を見込む

   市の発表によると6月21日時点、65歳以上対象者1万5109人のうちコロナワクチンの1回目接種は予約が81・2%、接種済みは68・9%、2回目は予約が59・3%、接種済みは7・3%です。この実績から、市は接種想定は約85%(1万2850人)の2回目接種完了は8月第1週目と予定しています。64歳以下の一般市民への新型コロナワクチン接種は7月中旬から開始されます。

64歳以下の接種券は一斉送付、予約は年代ごとに

   市は今後、満12歳以上64歳までの対象者への接種券を、7月9日に一斉に送付します。その後の予約は上の表のように年代等を分けて受け付けします。ただし、基礎疾患を有する人、高齢者施設などの従事者は接種券が届いた時点で予約できます。さらに、会社などで接種(職域接種)を受けられる場合は、送付された接種券の持参が必要です。
 なお、予約のコールセンターは、6月末から12回線に増やし、また、ネット予約の支援窓口を中央公民館、図書館、福祉体育館に開設、予約代行を行うと発表しました。「予約できない」問題の緩和が期待されます。

愛知県の大規模接種会場 知立市対象会場は3か所

7月下旬から、愛知県の大規模集団接種が始まります。決められた日程で2回分セット予約で、接種を受けることができます。藤田医科大学講堂、愛知医科大学メディカルセンター(岡崎市)、安城厚生病院が会場で、市役所から送迎のシャトルバスが出ます。詳細は知立市ホームページ、広報で周知されます。

キャンセルによる余剰分 保育士や教員等に活用

  予約したが発熱でワクチンが打てない等、キャンセルも出ています。ワクチン廃棄ゼロも大切な課題です。市は市内在住・在勤の保育士や教員、ケースワーカー、介護保険認定調査員等を対象にキャンセル待ちの接種を実施する方針です。医師会に協力を求め、市が調整し、対象施設に連絡します。
これまでの実績は、保育士の47人
(6月14日〜20日)です。全体の対象者は400人超、キャンセルのみには到底期待できません。本来なら、国が「優先接種」の指定をすべきです。

子育て支援 臨時給付金 子ども1人につき5万円支給 低所得ふたり親へは7月から

 国は新型コロナ感染症の影響で経済的に困窮する子育て世帯へ18歳(障がい児は20歳)までの子ども1人につき5万円の臨時給付金を支給します。すでに、非課税世帯のひとり親世帯への給付金は5月から支給が開始しています(522人を想定)。それに加えて6月議会では、その他の非課税の子育て世帯(ふたり親等)への給付金を予算化、市は支給に向けて準備を進めています(1,330人を想定)。ふたり親世帯等で児童手当を受給し、2021給付金の申請期限は来年2月まで年度分の住民税非課税世帯は7月分の手当と一緒に支給を予定しているため申請は不要です。

=給付金の給付金の申請期限は来年2月まで=
 その他、来年2月までに非課税程度まで家計が急変した世帯も対象になる場合があります。
 子ども課へ相談し、申請してください。なお、22年2月に産まれた子どもまでが支給対象です。

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