市政の動き−議会報告
【21.08.25】ｺﾛﾅ感染 大爆発 知立市もまん延防止等重点地域に 県下12市町村から39市町に拡大
ＰＣＲ検査を感染防止の柱に据え 市民の命・健康・暮し守れ
現在、名古屋市など県内12市町村に適用されている新型コロナ感染症まん延防止等重点措置は、39市町に拡大されます。今まで適用外だった西三河では、10市町のうち知立市、岡崎市等の５市へ８月21日から９月12日間で摘用されます。全国的に感染爆発するなか、県内感染者数は17日に９６７人と過去最多を更新し、一向に収束が見通せない状況です。ワクチン接種率が低い中、ワクチン頼みでは感染拡大の防止ができない状況です。今こそＰＣＲ検査を感染防止の柱に据えた取組みが必要です。
知立市の感染状況は 国指標の爆発的感染拡大
国のまん延防止等重点措置適用の目安となるのは、人口10万人当りの新規感染者数が25人超です。国指標のステージ４に該当し、最も深刻な爆発的感染拡大にあたります。県下54市町村の人口10万人当りの１週間の新規感染者数は、最も多いのが東栄町の63・０人。知立市は16番目に多く、西三河では一番多い34・９人（表参照）を数え、爆発的感染拡大の目安である25人を大きく上回る深刻な状況です。現在のコロナウイルスの主流は、感染力が非常に強いデルタ株で、この間、非常事態宣言下にあった東京、千葉、埼玉、神奈川等やまん延防止等重点措置適用下の愛知等でも爆発的感染拡大を食い止めることはできませんでした。多くの国民が緊急事態宣言及びまん延防止措置に懐疑的です。
８月感染者の40％が20代 ワクチン接種の加速推進を
国はワクチン接種による感染抑制を言ってきましたが、２回接種率は総人口の37・６％、（16日時点）、愛知県は32・22％（15日）、知立市23・７％（13日）と大変遅れているのが現状です。感染拡大は、ワクチン未接種の10代から50代に多いと指摘され、知立市の８月発表の感染者数は18日まで70人、20代が40％と最も多く、10代から50代では約83％を占めます。市はこれら世代のワクチン接種を啓発、周知を含め、今まで以上に推進すべきです。
しかし、デルタ株は、ワクチン接種者にも感染する事例が相次いでおり、専門家はワクチン接種だけでは感染拡大を食い止めれないとし、ＰＣＲ検査による感染者の発見・隔離・医療に繋げ感染拡大を防止すべきと指摘しています。
いつでも誰でも何回でも無料のＰＣＲ検査を
日本共産党は、市にコロナ対策として以下の取組みを提案します。
�，い弔任眞�でも何回でも無料でＰＣＲ検査を受けれるようにすること、�∧欅蕷爐覆品〇磧Χ軌藥楡漾�高齢者・障害者施設でのＰＣＲ検査を定期的に実施、ＰＣＲ検査を感染拡大防止の柱に据え、市民の命・健康・暮しを守ること。
��自宅療養の解消。宿泊療養施設を拡充するとともに医療を受けれる体制を確立すること。
�ぅ錺�チン接種による副反応による受診を無料にすること。
�ッ羮�事業者に独自の持続化給付金、家賃補助を給付、国民健康保険の減免制度を拡充すること。
