市政の動き−議会報告

【22.02.14】NO,2122 知 立 市議会 第2回議会モニター会議を開催議会改革への多様な意見表明が

全員参加で1年間の活動について思い語る 「ただ聞くだけの質問でいいのか」の指摘も

   知立市議会は2021年度、「市議会の活動について市民の意見を反映させ、円滑で民主的な議会運営を推進」するため議会モニター制度を導入しました。任期1年で3月市議会を残す2月5日、第2回モニター会議を6人全員参加で開催し、「1年間の活動を振り返って」をテーマに各モニターが意見表明、「ただ聞くだけの一般質問でいいのか」などの厳しい意見がありました。最後にモニターと議会運営委委員との意見交換をし、来期へのまとめを行いました。

主な意見表明の概要 「議会改革の自己評価は」

   議会モニターには、定例市議会等を傍聴してしてもらい、その都度、貴重な意見を寄せていただきました。今回は1年間の活動を振り返ってのもので、主な意見の概要は以下の通りです。
◆議会改革に一生懸命だが、少しでも傍聴者が増えているのか。元議員が議会報告会に来ていない。もっと責任感を持って欲しい。
◆地方議会で会派が必要なのか。国会とは違う、会派を解消して、大部屋で議論することが大切では。
◆犬山市のような市民フリースピーチ制度を入れて欲しい。
◆思ったほどモニターとしてのメリット、モニター感がなかった。
◆議長選出の方法(各会派間での調整による選出)は改革すべき。
◆これからの知立はどうなってゆくのか。駅も変るし、議員の方がどう話し合っているのか、知立の10年後、100年後、希望を話す議会であっても良いのでは。
◆議会傍聴に行くのは難しい。前もって内容が分かっていると良い。一般質問の発言者、発言内容が分れば興味がわくのでは。
◆議会での質問は、ただ聞くだけの質問ではなく、追求、聞き出すす質問を。国会の予算委員会のようであれば興味が持てるのでは。
◆モニターをやって議会に対する興味がわいた。
◆議会改革をしているが、(議会としての)自己評価はどうなっているのか。我々には伝わってこない。何らかの機会に報告して欲しい。
◆「議会だより」は、一度の意見交換会で変わった。(横書き、色使い等)結果的に良くなった。

22年度の議会モニター 公募3名程度を募集中

   知立市議会モニターの職務は、本会議及び委員会を積極的に傍聴し、議会運営の見聞を広め、議会運営に関する意見を文書により、議長に提出等です。定数は7人程度で任期は1年、1回限りの再選が認められています。モニターの資格は、議会運営に関心がある満18歳以上の市内在住者、在勤又は在学する者です。モニター募集は、3名程度を公募し、団体推薦を4名程度としています。
 2022年度の公募モニター(3名程度)を2月25日(金)まで募集。希望者は、議会事務局まで申し込んでください。

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