市政の動き−議会報告
【22.09.23】NO.2147 共産党提案予算化 小中学校特別教室等へのエアコン設置へ ９月補正に設計委託料2040万円を計上
学校体育館へもエアコン設置を 林市長は「一刻も早くつけたい」と表明
開会中の9月定例議会に、小中学校特別教室等へエアコンを設置するための補正予算２０４０万円が提案されました。日本共産党が３月議会で提案し、市民からも要望署名が提出されてていたもの、２０２３年度全ての特別教室へエアコン設置が実現する見通しです。日本共産党佐藤おさむ議員は、一般質問で予算内容を質問するとともに、小中学校の体育館へのエアコン設置を提案しました。林市長は、「体育館へ一刻も早く設置したい、しっかり検討したい」と答弁しました。
エアコン設置数は特別教室への新設等で１００室
日本共産党は３月議会で、小中学校の特別教室へのエアコン設置について、➀子ども達にとって普通教室での授業も、特別教室の授業も同じであり、健康保持及び学習環境も同じであるべき、��近隣各市に比べ設置率が47・７％（表➀�◆砲板磴�、財政力の違いで子どもたちの健康保持及び学習環境に差があってはならないと指摘し、速やかなエアコン設置を提案。林市長は「今年度小中学校のトイレ改修が終わったら特別教室へのエアコン設置をすすめたい」と表明していたもので、日本共産党は市が速やかにエアコン設置に向け、設計委託料を予算計上したことを評価し、迅速な設置を求めました。
２０２３年度のエアコン設置は、
特別教室へ新設80・更新10、給食配膳室10の１００室です。市は設置について、国の学校施設環境改善補助金（３分の1補助）の関係で23年度の夏休みか冬休みにとの見通しを示しました。
「昨今とても暑い、子どもたちがご苦労されている」
体育館のエアコン設置についての日本共産党の質問に、林市長は体育館へのエアコン設置の必要性を認め、「昨今とても暑い、子どもたちがご苦労されている。一刻も早くつけていきたい」と表明しました。
学校施設環境改善補助金（3分の１補助）は、断熱性がある体育館と規定しています。日本共産党は、小中10校のうち断熱性があると思われる知立小、来迎寺小、知立中への速やかな設置と、その他７校へは公共施設保全計画で25年度から29年度に大規模改修、建替え、一部改修を行う時期に併せてエアコン設置をと提案しました。担当部長は「併せて設置できれば良い」と答弁、市長は「一刻も早くつけたい。どのような手法がいいのか検討する」と答弁しました。
