市政の動き−議会報告
【22.11.18】NO.1154 知 立 市議会 第40回議会報告会を開催 オンライン配信も実施
第1部で9月議会の3常任委員会審査を報告 第2部は市民との意見交換会、厳しい意見も
知立市議会は11月5日(土)、午後1時30分から3時30分まで知立市福祉体育館を会場に第40回議会報告会を開催しました。福祉体育館での開催は初めてであり、出足が心配されましたが市民及び西尾市議会議員が複数参加しました。報告会の第1部は、9月市議会の3常任・予算決算委員会での主な議案等の審査内容及び採決結果について、第2部で市民との意見交換を行いました。また、オンラインでリアルタイムに配信しました。
条例改正、一般会計補正予算、決算認定を報告
9月議会の主な議案は、令和4年度知立市一般会計補正予算(第7号)及び令和3年度一般会計及び特別会計・企業会計歳入歳出決算認定等です。第1部は企画文教委員会、市民福祉委員会、建設水道委員会の委員長等が審査内容について報告。その要旨は左表のとおりです。
市民との意見交換会、 「2元代表制を真剣に」
市民との意見交換会で出された意見及び質問の要旨は以下のとおりです。
◆子どもへのコロナワクチン接種には反対。新しいワクチンンは承認されていない。
◆国からの交付金(コロナ対策臨時交付金)は、知立市に来ているのか。
◆下水道料金値上げについて、2元代表制を真剣に考えて対処して欲しい。土山先生が言っていることがやられているのか。一般質問もおそまつ。
◆公園整備は、災害時に活用できるよう整備して欲しい。
◆オンラインでの質問で、知立駅周辺が整備されたら駅前の交通・人の流れは、どう変わるのか。
◆狭隘道路の改善のため、側溝に蓋掛けして4mを確保すべき。状況を把握しているか。
◆知立駅周辺の整備、連立事業の進捗状況は市民に周知すべき。
◆議会傍聴の感想文は、以前は議員控室に貼って誰でも見れた。今は各会派室への配布のみ、しかも名前が黒塗り。おかしいのでは。
◆一般質問の傍聴時、各議員の質問内容が分るように、以前は紙資料で貰えたが、今は議場内のプロジェクターのみになった。誰が見るのか。紙資料での配布をしてほしい。
コラム=知立市子ども議会開催される
知立市主催の知立市子ども議会は11月8日開催されました。市内中学校から12名の生徒が参加し、正副議長役の3名を除く9名が一般質問をしました。
質問テーマは、公共施設への多機能翻訳機設置、ちりゅっぴを使った知立市のPR、GIGAスクールの充実、防犯訓練・講座開催、やさしい日本語の導入など、市政の課題として重要なものばかりでした。質問はどれも、事前のアンケート等で問題点や必要性を掘下げており、説得力ある質問でした。現職議員も大いに学ばなければと刺激を受けたのではないでしょうか。
竜北中の野村議員は、税収が伸びない状況で将来の福祉財源の確保にとっても、ふるさと納税は大切とし、使途を明確にした呼びかけはどうか等提案。企画部長は、「自主財源確保は重要。早急に増やしていかねば」と応じました。