市政の動き−議会報告
【22.12.05】NO,2157 12月議会 一般会計補正予算２億９千万円余を計上 電気・ガス高騰受け９月議会に続き補正
福祉体育館アリーナへ、エアコン設置へ 空調設備等の工事設計委託料を計上
9月1日開催の12月議会の議案は、人権擁護委員選任の諮問４件、職員の定年に関する条例等６件、一般会計補正予算等５件、計15件が提出されました。一般会計補正予算は、歳入歳出各２億９３７９万円を計上。歳入では、個人及び法人市民税１億５千万円等を計上。歳出（表� 砲任蓮⊂祿下塋〇稟顳渦�９０３０万円、新型コロナウイルスワクチン接種委託料８１７２万円余、福祉体育館アリーナ空調設備及び照明設備改修工事設計委託料１８２５万円余、エネルギー価格高騰を受け電気料等２千万円余を計上しました。
設置拒否の答弁から一転 エアコン設置へ動く
福祉体育館アリーナ空調設備及び照明設備改修工事設計委託料１８２５万円余は、アリーナへのエアコン設置及び照明のＬＥＤ化にむけたもので、２０２３年度の設置に向け予算計上されました。日本共産党はこの間、アリーナへのエアコン設置を予算要望書や一般質問で提案してきました。本年３月議会一般質問では、令和７年度までの国の緊急防災・減災事業を活用し、指定避難所である福祉体育館アリーナへのエアコン設置を提案。林市長は「概算で３億円かかり国制度があっても厳しい。現在、大型扇風機があり、何とか暑さをしのげる状況」と答弁。今回、設置拒否の答弁を覆し、来年度エアコン設置へ向けた設計委託料の補正計上を歓迎するものです。日本共産党の提案実現へ一歩前進です。
異常なエネルギーの高騰 政府の無策が問われている
アベノミクスによる円安政策のもと、ウクライナ危機及び日米金利差による急激な円安により、食品等やエネルギー価格の高騰が止まりません。知立市はエネルギー価格の高騰を受け、９月議会で各施設の電気料、ガス料など、当初予算比で57％を超える１億７８０万円余の補正増額（表�◆砲靴泙靴拭Ｂ膓卅�額したにもかかわらず、９月に続き12月議会にも電気料、カス料等２０３８万円余が補正計上されました。異常なエネルギー高騰のもと政府の無策が問われています。外国に食料もエネルギーも殆ど依存している政治の弊害が露になっています。今こそ食料もエネルギーも自給できる政治への転換が求められています。エネルギーの地産地消は待ったなしです。
