市政の動き−議会報告

【23.09.15】第43回議会報告会を開催 オンラインでの意見交換も

テーマ別タウンミーティング、グループ に分れ議論 市民が積極的に意見表明

   知立市議会は8月5日(土)、午後1時30分から3時30分まで知立市中央公民館大会議室などでオンラインを含め、第43回議会報告会を開催しました。今回は市議会常任委員会ごとのテーマを設定(左表)し、市民のみなさんの意見を聞き、議論する方式で開催され、最後に各テーマごとの議論を市民が発表しました。会場への参加者は議員を含め46名、オンラインでの参加者は14名でした。以下、概要をお知らせします。

学校生活について 〜子どもたちに聴きたい〜

   企画文教委員会のグループは、「学校生活について〜子どもたちの声を聞きたい〜」をテーマに話し合いました。参加者は一般市民8人と委員会所属議員6人。最初に議員からテーマを説明、その後、話したいテーマをタックシールに書き、各人の意見を発表しあいました。市民からは率直で本音の意見がだされました。主な意見は以下の通りです。「コロナ禍のもとで学校により行事があったりなかったりした。学校ごとの格差を無くして欲しい」「子どもが不登校になった。他市ではフリースクールなどが子どもの居場所になっているが、知立市にはない」「他市は3学期制、受験があるなかで他市と同じ土俵でやって欲しい」「ごみ問題を学校で取組んでいるのか。ごみ問題を学校、地域で取組んで欲しい。市民協働の姿が見えない」「先生の仕事量が多すぎる。子どもに関わらない事務量を削減すべき」などです。その他にも沢山の意見がだされ、まとめはできませんでしたが、素直な意見が聞けて良かったとの声がありました。

知立市のごみ問題について 段ボールコンポストも話題に

   市民福祉委員会の分科会は「知立市のごみ問題について」話し合いました。委員会所属議員7名と一般市民7名が参加、活発な話し合いが行われました。冒頭、議員から知立市のごみの現状に関する資料を配布、各人から話し合いたいテーマをタックシールに書いて、各人が意見を出し合いました。出された意見は、ゴミの減量化、段ボールコンポスト、プラごみの減量化、カラス対策、不燃ごみ置き場の増設などでした。
 その中で段ボールコンポストに話が集まりました。段ボールコンポストの作り方、使ってみて良いところ、悪いところなど質問や意見が出されました。良いところは、団地などでもどこでもできて、生ごみをほとんど処理して堆肥化できること。問題点は虫がわくことが出されましたが、虫がわかない方策もあるとの話も出ました。10月には知立市も段ボールコンポストの講習会が行われることも話されました。
 知立市のごみの減量化が進まない理由について、もっと市民が関心を寄せることが必要であり、市民に対して広報が不十分なのではとの意見もだされました。

駅南地区のまちづくりに求めるもの

  建設水道委員会の分科会は、「駅南地区のまちづくりに求めるもの」をテーマに一般市民5名と委員会所属議員5名が参加し、話し合いが行われました。知立駅南地区は、市が土地区画整理事業を実施し、区画整理施行区域内にある大型工場の敷地を活用した、拠点施設整備を構想しています。そのことを前提に「駅南地区のまちづくりに求めるもの」をテーマに話し合いが行われ、市役所移転、子どもたちが集まる場所が欲しいなどの意見がだされました。

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