市政の動き−議会報告

【23.11.12】No.2201  多文化共生社会を生き抜く生徒の育成  知立市教育委員会委嘱 研究発表会開催

多様なルーツをもつ生徒が  かかわり会う授業づくりを通して

   10月25日、知立南中学校で知立市教育委員会から委嘱を受け、「多文化共生社会を生き抜く生徒の育成」をテーマに研究・実践をしてきた成果発表会が開催されました。当日は関係各方面の来賓を迎え、、近隣市の新任教師の研修も兼ねていて、多くの新任教師が参加、日本共産党議員団から中島たかし議員が出席しました。全体発表会に続き、各教室での全教科にわたる公開授業、講演会と盛りだくさんな内容で、有意義な時間となりました。

誰もが授業に参加でき、 多文化共生社会を担う   生徒を育成するには

 知立南中学校は令和5年4月時点で585人の生徒が在籍しており、その約2割、125名が外国にルーツを持つ生徒です。外国にルーツを持つ生徒の特徴はゞ縮のある分野は積極的に授業に参加⊂人数指導の方がより意欲的に学習J豺颪箸琉磴い鮗卒兇掘適応する。ぐ貔銅業への参加意欲が低い。イ箸發鵬瓩瓦甲膣屬言語・国籍で偏る。Τ惱方法・学習習慣の習得が不十分などです。こうした特徴を持つ生徒を、他の生徒との関わり合いを通して、多様な考え、価値観を受け入れ、上手にコミュニケーションをとれる生徒を目指します。

授業はタブレットを  使って、グループで

 公開授業は全教科・学年にわたって行われましたので、全てを見ることはできませんが、国語、社会、数学の授業をみて、感じたことは、私たちが受けた中学時代の授業と全く異なることにびっくりしました。教科書を使わず、ほとんどタブレットで行い、先生が講義ではなく、対話で授業を進めており、外国籍の生徒を含めたグループでの学習が中心となっていました。
 グループの中では、お互いに助け合い、意見交換をしながら、タブレットに各自が答を書き込み、結論を導き出しているようでした。日本語がわからない場合はタブレットの翻訳機能もつかえて、日本語力の差を補うこともできるようでした。まさに、多文化共生教育の実践でした。 

 

 =記念講演= 多様な背景を持つ 生徒が共に学ぶ教育

 記念講演は東京学芸大学名誉教授の佐藤郡衛氏が「多様な背景を持つ生徒が共に学ぶ教育」ー外国にルーツのある生徒が活躍できる実践に向けてーの演題でした。
講演の柱は下記の4項目でした。
 Τ惺擦砲ける多文化共生の教  育とは
 ・多文化共生に向けた授業づく  りの視点
外国にルーツのある生徒の教育
 ・外国にルーツのある生徒の教  育を進めるために
 ・中期、後期の生徒の力を伸ば  す統合型の日本語教育の実践  へ
生徒のキャリア形成に向けて、 さらなる教育に向けて
っ領南中学校の実践から学べる 点
 講演の詳細をお伝えできませんが、講演の中で特に特に心に残ったことは以下のことでした。
・学校はもともと多様な背景の生徒がいる。多様性は時として格差にもつながる。差異を容認しない限り、偏見や差別につながる。
・多様な背景の生徒同士が学びあうことにより、多様な意見から、多角的な見方・とらえ方ができるようになる。
・外国にルーツのある生徒の教育をSDGsの視点から位置付ける。多文化共生の教育がグローバルな場に行けば世界は一変する。  

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