市政の動き−議会報告
【23.12.10】NO.2206 第２次知立市環境基本計画改訂版(案) パブリックコメント募集12/12〜1/12
知立市議会全員協議会で 第２次環境基本計画中間見直し案説明
12月定例議会は12月４日に開会され、議案の提案説明が行われました。本会議終了後、全員協議会が開かれ、第3次知立市男女共同参画プランの中間見直し（案）と第2次知立市環境基本計画の中間見直し（案）の説明が行われました。両案件とも12月12日〜令和６年１月12日までパブリックコメントを募集します。内容は12月12までに知立市ホームページに掲載されます。
目標期限を２０３０年 目標を国基準に変更
第２次知立市環境基本計画は２０１３年度を基準年にして２０１８年度から２０２７年度までの計画とし、23年度を中間見直し年としていました。計画の基本目標には
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��資源を大切にするまちづくり�ぐ汰瓦之鮃�に暮らせるまちづくり
�コ悗咾笋弔覆�りを大切にするまちづくりと５項目をあげています。
今回の改定は国の計画が２０３０年度までにＣＯ2 削減量を13年度比46％減としたことに合わせるものです。併せて、前回計画策定時ではあまり言われていなかったＳＤＧｓの視点や食品ロス対策も含まれています。
知立市のＣＯ2 排出量の現状は
２０２０年までの知立市の分野別排出量の推移は左表の通りですが13年から20年までの７年間での削減量は18％削減にしかなっていません。20年からの10年間で28％削減するには意欲的な計画が必要です。
目標達成には大胆な 再生可能エネルギー導入計画が必要
今回の改定案には太陽光発電などの再生可能エネルギー導入策が入っていません。豊田市の20年度再生可能エネルギー導入率は27％に達しています。知立市は太陽光発電しかなく、総電力使用量に対する太陽光発電での比率は7％しかなく、ゼロカーボンには程遠い状況です。
具体的対策としては省エネと創エネの施策が必要です。具体的には市役所が管理するすべての施設、土地に可能な限り太陽光発電設備を設置し、一般家庭、企業にも補助制度を活用して太陽光発電設備設置をすすめる。
建築物省エネ法（令和７年施行）に合わせ、ゼロエネルギーハウス（ＺＥＨ）ビル（ＺＥＢ）を増やす。既存建物の断熱性能向上（窓リノベ事業）や緑地や街路樹のＣＯ2 吸収能力向上、農地の保護活用（ソーラーシェアリング）、電気自動車の普及などあらゆる可能性を追及することが必要です。共産党議員団としても計画案に対する修正案を提出する予定です。
