市政の動き−議会報告

【24.01.21】NO.2211 知立市の介護保険・高齢者福祉計画の現状とこれからどうなる、どうする!!

知立市の高齢化率は全国、県平均以下  介護予防には認知症対策が必須

知立市は第9期介護保険事業計画・第10次高齢者福祉計画(案)を発表し1月31日までパブリックコメントを募集しています。その中には知立市の介護保険事業の実態と高齢者福祉に関するアンケート結果などが記載されています。知立市の現状と介護予防事業等について日本共産党知立市議団の見解をお知らせします。

市の高齢化率20・2% 要介護認定率14・8%

 知立市の高齢化率は全国平均28・6%、県平均25・3%と比べても低く、要介護認定率も県平均17・8%より低くなっています。そのため、介護保険料も県下4番目に低い状況です。しかしながら、高齢化率、要介護認定率とも上昇傾向にあり、このままでは介護保険料の値上げも必須の状況になっています。高齢化率の上昇を抑えることは簡単ではありませんが、介護保険利用率や介護費用を抑えることは、介護予防事業を充実させることで可能となります。介護保険を利用しなければならなくなる理由は、体力の衰えで介護が必要になる場合と、認知症により、見守り・介護が必要になる場合があります。健康寿命を伸ばすことが何より大切です。
 

認知症予防事業の充実が必要です

   市のデータでは介護保険利用者の中の認知症発症者率は示されていませんが、施設利用者の中では認知症発症者がかなりの比率を占めているのではないでしょうか。認知症予防には、毎日外出して、多くの人と会話する機会を増やし、頭を使うゲームや読書なども有効と言われています。難聴は、他の人との交流を妨げるきっかけになるといわれており、難聴の早期発見と中程度難聴段階での補聴器の使用が認知症予防に有効です。

田原市 蔵王山から見えたもの

   久しぶりに、歩こう会の友人4人で田原の街歩きに出かけ、蔵王山に歩いて登ることになり、1時間程歩いて頂上展望台に。天気は快晴で展望台からは富士山も見えました。展望台の中にはそこから見える景色の説明があり、その中に再生可能エネルギーが集積する地区の説明がありました。三河湾に面した田原4区という中部地区最大級の大規模工業用地(愛知県企業庁が事業主体)で、大規模な製鉄所に加え、メガソーラー、風力発電、バイオマス発電(計画中)が立地していました。
 後で調べると、、太陽光発電を中心とした再生エネルギーの総出力は3万2千世帯分とのこと。田原市の総世帯数は2万3千ですから、エネルギーの地産地消が達成されていることになります。ただし、これは、市がエコ・インダストリープロジェクトとして誘致したものです。

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