市政の動き−議会報告
【24.03.03】NO.2217第３次知立市男女共同参画プラン改定 男女が対等な構成員として参画する
性別にかかわらず個性と能力を発揮し、 誰もがいきいきと輝けるまちを目指す
３月定例議会に第３次知立市男女共同参画プラン（改訂版）が提案されています。今回の提案は平成31年に策定した「第３次知立市男女共同参画プラン」の中間年となり、５年間の評価を行い、継続や新たな課題解決に向け、指標を見直したとしています。
プランの中間評価は
本プランでは、男女共同参画社会の実現に向けて、検証指標を設定しています。各指標の中間評価の状況は19ある指標のうち、７指標がＡ 評価（目標達成）８指標がＢ評価（策定時より改善）３指標がＤ評価（策定時より悪化）となっています。Ａ評価は「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」ということに反対する人の割合や「市職員の管理職に占める女性の割合」、「市男性職員の育児休業取得者数」などです。Ｄ評価は「男女の地位の平等感」、「子宮がん検診受診率」「特定検診受診率」などでした。
基本目標の見直し内容
中間評価の結果を受けて、基本的施策や事業、事業内容を社会情勢等にあわせた見直しや追加を行っています。
１、中間評価において目標値を達 成している指標は、中間評価の 現状値より、さらなる推進を図るため「増加」とする。
２、国や県が策定する計画や各種 計画の目標値に合わせて新たに目標値を設定する。
３、国や県の計画やプランにおいて、新たな課題事項に対する指標を新規に追加する。
基本目標�兇△蕕罎詈�野における男女共同参画の促進に「市内における女性防災士資格取得者数」策定時６人、中間評価17人、目標値30人を追加。
男女共同参画プランの柱は、男女間格差の解消であるべき
社会全体として男女平等であると感じるひとの割合が10％台である原因は、賃金や昇進・昇格における男女間格差が存在しているからです。知立市正規職員の男女比率はほぼ半々であるのに対し、非正規職員の男女比率は約90％が女性です。この格差解消こそ男女共同参画の最大の課題ではないでしょうか。
新安城10号踏切に歩行者安全対策の工事
名鉄新安城10号踏切は朝の通学時間帯は通過電車、通勤車両が多く、歩行者の安全対策が切望され、共産党市議団は議会で何回も改善を求めました。市はＲ5年度予算で緊急対策＝踏切道の歩行者通行帯を赤色で塗装し車道と区分けを強調、踏切前後にポールの設置を行います。工事は３月４日最終電車通過後に行われます。
