市政の動き−議会報告
【24.07.07】NO.2232 地球温暖化対策設備補助事業 蓄電池への補助金申請殺到で追加
蓄電池への補助金大幅引上げで太陽光と一体導入、単体とも増加
中島たかし議員は、6月議会の委員会審議の中で補正予算の住宅用地球温暖化対策設備補助事業について質問しました。
当初予算4469万円に1240万円を増額補正するがその理由はとの問に、4・5月の2カ月で予算の半分以上を占めていた蓄電池単体の補助申請が予定推量の70%を超えたためと答弁。地球温暖化対策事業全体の申請状況を確認すると、蓄電池以外はほとんど申し込みはありませんでした。
補助金単価昨年8万円を40万円に引き上げ
太陽光発電・HEMS(※)・蓄電池一体的導入、定置用リチウムイオン蓄電システムの補助申請が想定以上になったのは補助金額を大幅に引き上げたためと思われます。
昨年度は一体的導入16万円、リチウムイオン蓄電池8万円でした。
昨年来の電気代上昇の中、FIT期間終了家庭で、売電より自家消費にメリットが出るため、蓄電池導入に踏み切ったのではないかと思われます。蓄電池は電気代の節減はできますが温暖化防止には役立ちません。
八橋観光道路が文化広場へ直進できない
八橋文化広場に向かう「観光道路」が新しくできた八橋東西線を横断できず、「この先左折のみ」に規制されています。周辺住民からはどうなっているのか、不便でしょうがいないと中島たかし議員に苦情が寄せられました。市に問い合わせると都市計画課と公安委員会との話合いで、事故防止のため左折のみとしたとのこと。一時的な措置ではなく、将来的にも変える予定はないとのこと。
道路計画が おかしいのではないか
花園・里線が開通してから、八橋観光道路の先、安城市に入ってからの交差点で事故が多発し安城市に安全対策を申し入れました。(道路標識の設置が実現)
八橋東西線が延長され花園・里線と接続されるのと同時に、交差点に中央分離ガードができて観光道路が直進できなくなりました。これにより八橋文化広場からこの交差点までの市道の利用価値はなくなります。
事故防止のためなら、信号機をつければいいのではないかと指摘しましたがそれもできないとのこと。花園・里線と八橋東西線とのT型交差点にも信号機がありません。観光バスが八橋かきつばた園に行こうとしても知立市内を通る道路からは行けません。国道1号線から八橋の駐車場に入るには国道1号線今本町西交差点から北進し、花園・里線から入るしかありません。道路計画が杜撰といわれても仕方ありません。