市政の動き−議会報告
【24.10.06】NO.2244可燃ごみ袋値上を一部修正し可決 大袋値上するも小袋は10円据置に
【日本共産党】委員会自由討議で据置を提起 最終本会議で全会派賛成で修正可決
知立市議会は、市提出の知立市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について、一部修正し、修正部分を除く原案を全会一致で可決しました。市提出の改正案は、�＿椎海瓦濛淆腓領繕發�13円から19円にする、可燃ごみ袋小を10円から16円に値上げするもの。�▲廛薀好船奪�容器包装法に基づく容器収集に加えて、製品が全てプラスチックでできているものを現行の袋で回収できるようにするもので、回収袋大13円、小10円に据置く提案。修正は可燃ごみ袋小の料金を10円に据置くものです。
値上は「ごみ減量とリサイクル推進のため」？
日本共産党の中島たかし議員は、9月９日の本会議質疑で可燃ごみ袋の各値上げについて質したところ、担当部長は「物価高騰、資材値上がりではなく、ごみ減量とリサイクル推進のための値上」と答弁。中島議員は、ごみ減量とリサイクル推進というならば、更なる分別の徹底及び市民への啓発をすることであり、政策的な袋の値上は的外れではないかと指摘するも、「あくまでも、ごみ減量とリサイクル推進のため」と答弁しました。
日本共産党は「小袋料金の据置き」を提起
9月20日の市民福祉委員会で佐藤おさむ議員は、本会議質疑でごみ袋の値上はあくまでも「ごみ減量とリサイクル推進のため」と答弁したが、４月23日の環境審議会へは「資材高騰を反映した値上げを説明している。当初の値上額はとの問いに、市は「各３円の値上」と答弁。３円がなぜ各６円になったのかとの問いに、市は「庁議（正副市長及び各部長で構成）で市民の分別意識の高揚及びごみ減量と資源化のための価格の設定という意見があり、各６円への見直しを行った」旨の答弁がありました。
佐藤議員は自由討論で、各６円値上げを削除するよう提案。篤心会の田中健議員から、「大袋の値上は理解できるが、小袋の値上はリッター当りの値上げ幅が大きい」等の意見が出されました。佐藤議員は大の削除は撤回し、小を据置くことを提起しました。その場では結論がでないことで、委員会を一旦保留、後日に再開することとし、各会派持ち帰りとなりました。
共産党提起の内容で修正案が出され、全員で修正可決
9月25日午後、再開された委員会に田中議員より、共産党提起の内容で修正案が出され、議題とすること及び委員全員の賛成で修正案を可決。その後、修正部分を除く原案を全員賛成で可決しました。9月30日の本会議で中島たかし議員及び田中議員が賛成討論を行った後、修正部分を除く原案を全会一致で可決しました。
大袋の値上となったものの、小袋料金の据置きによる選択肢が拡がって、更なるごみ減量に繋がることを期待します。
衆議院選挙は９月15日 公示・10月27日投票 日本共産党予定候補者
比例東海ブロック
衆議院議員 もとむら伸子
党県副委員長 すやま初美
愛知13区予定候補
前刈谷市会議員 牛田きよひろ
