市政の動き−議会報告
【24.12.29】NO.2256 学校体育館への空調設置・帯状疱疹ワクチン補助を 給食費無償化の請願採択・核兵器禁止条約不採択
◆体育館空調設備◆
令和7年度 全校設置へ
小中学校体育館へのエアコン設置は多くの市民からの要望も多く、日本共産党知立市議団は一般質問や予算要望で何度も実現を求めてきました。12月議会の補正予算で予算措置が決まりました。令和7年12月までには全小中学校体育館にエアコンが設置されることになりました。
太陽光発電設備・蓄電池設置して避難所の対応も
小中学校体育館へのエアコン設置は多くの市民からの要望も多く、日本共産党知立市議団は一般質問や予算要望で何度も実現を求めてきました。12月議会の補正予算で予算措置が決まりました。令和7年12月までには全小中学校体育館にエアコンが設置されることになりました。
◆学校給食費無償化の請願◆
3300余の署名が請願採択の力に
9月議会には「学校給食を考える会」から3300筆を超える賛同署名を添えて「学校給食費の無償化を求める請願」が出されました。
採決にあたって、中島たかし議員が賛成討論、民友クラブの神谷文明議員が反対討論を行いました。採決の結果、民友クラブ、公明党の4人が反対、共産党、篤心会、池鯉鮒クラブ、正和会の14人が賛成して可決 されました。
石川新市長も賛成
11月の市長選挙で当選した石川とも子議員(当時)も請願に賛成しましたが、今後の対応が注目されます。
◆帯状疱疹ワクチン接種補助◆
接種補助がないのは県下で10自治体のみ。知立もぜひ
中島たかし議員は12月議会一般質問で帯状疱疹ワクチンの接種補助について質問し、知立市での実施を強く求めました。帯状疱疹は近年急激に増加しており80歳までに3人に1人が経験すると推定されています。
発症すると神経に沿って皮膚に刺すような痛みや水ぶくれ、腫れが生じます。後遺症として数カ月〜数年にわたって神経痛が残り大変な思いをすることになります。ワクチンの予防効果は大変高く、効果の持続期間も5年から10年以上続きます。一刻も早い実施を求めましたが、市の答弁は国の動向を見守るとの答弁。
国は25年度から定期接種に
12月19日の新聞は国が25年度から定期接種にする方針と報道しました。その内容は65歳の人を対象とし、25〜29年度の5年間は65、70、75、80,85、90、95、100歳になる人も対象にします。従って、それ以外の人は最長5年待たなければなりません。定期接種による個人負担は未定です。一刻も早く接種を望む高齢者への、市の独自補助制度がどうしても必要です。
国へ核兵器禁止条約への 調印・批准を求める請願
12月議会には、被団協の愛友会から「ノーベル平和賞を受賞した被爆者の願いである、日本政府に核兵器禁止条約への調印・批准を求める意見書提出を求める請願書」が提出されました。中島たかし議員は賛成討論で核兵器禁止条約の前文と1条を紹介し、全議員に賛成を呼びかけました。共産党、池鯉鮒クラブ、正和会の6議員が賛成しましたが否決されました。