市政の動き−議会報告お知らせ

【25.10.12】NO.2293 地球温暖化対策の抜本的対策強化は待ったなし 10月から第2子保育料減免制度条例改正

CO2削減対策

 

21年以降一気に酷暑化  対策にあらゆる手段を

   9月議会一般質問で日本共産党の中島たかし議員は急激な酷暑化の実態を示し、市の温暖化防止施策の遅れを指摘し、抜本的な改善を求めました。右のグラフは気象庁が9月に発表した毎年6月〜8月の平均気温の推移を示したものです。過去百年で1・38℃しか上がっていなかったのにわずか5年でこれほど上がっているとは驚きです。

再エネ導入を急げ

 知立市の再エネ導入比率は23年度段階 で8%弱に留まっており、全国比率19・3%と比べると大きく遅れています。知立市の住宅用地球温暖化対策設備補助金は蓄電池の設置には40万円の補助金がついていますが、太陽光発電単独では補助がありません。単独での補助制度を復活させるとともに、政府助成を受けた民間事業者の初期投資0での設置方式を紹介するなど積極的再エネ拡大を求めました。

市役所駐車場への カーポート型太陽光発電を

 夏場に市役所の駐車場に車を駐車しておくと、社内温度が40℃、車の屋根は70℃程度になります。その熱が市役所近くの気温を上げています。カーポート型の太陽光パネルを設置することで、車への蓄熱を防ぎ、そのエネルギーを電気に変えることで炭酸ガス排出量を削減できる一石2鳥の策ではないかと提案しました。

保育料第2子減免制度

 

10月から18歳以下 2人目の保育料減免

 9月議会では保育料に関する条例改 正が行われ、18歳以下の第2子については右表に示すように世帯の所得により、無料になる世帯と2分の1になる世帯、減免なしの世帯に分かれます。所得割額30万1千円以上の人でも同時入園の世帯は2分の1の減免が受けられます。これまでは、第3子以降は全員無料ですが、保育園に同時に2人入園している世帯の2人目の保育料を所得制限なしで半額にしていました。共産党市議団は30万1千円以上の所得制限をなく し、第2子全員が 減免を受けられる よう要求しました。
  

加齢性難聴対策に補聴器補助を

補聴器の使用は難聴の  進行を遅らせる

 加齢性難聴は音を感じる「マイク」の働きをする器官である内耳の中にある音のセンサー「内有毛細胞」の形が、加齢により変わることが原因です。今ある「内有毛細胞」を守るには大きな音など耳への負担を減らすことが重要です。

補聴器と集音器の違い

 集音器は雑音を含め、すべての周波数の音を拡大し、耳に負担をかけます。補聴器は聞こえない周波数だけを拡大するので全体の音は大きくならず、耳への負担も増えない。早い段階で補聴器を装着することで耳への負担を減らし、難聴の進行を遅らせることができます。

補聴器購入補助制度を

難聴は自分では気づき難く早めの検査が必要です。補聴器補助は愛知県では半数以上の28自治体が実施。西三河では岡崎市、刈谷市、安城市、みよし市、豊田市が実施に踏み切っており、知立市でも実施を!

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